2014年11月17日

アウトレイジビヨンド映画感想

「相談があるんだけど」
「何々俺でよかったら話聞くよ?」
「彼氏がヤクザなんだけど会うときいつも深夜なの」
「何で?」
会うと0時だから」
アウトレイジ ビヨンド [DVD] -
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はい。今のギャグ滑ったから見たらダメですよ〜先生との約束だ。

さて久しぶりに更新したのでせっかくだから映画の感想でもしようかなと思って
更新してみました。
更新してない間、愛のむきだし、アメリカンサイコ、タクシードライバー、バタフライエフェクト、ダークナイトるろうに剣心とか結構な数の映画を見たんですけど、るろ剣じゃなくてその中でアウトレイジビヨンド編を選びました。え?るろ剣はどうしたって?ゴミでしたよゴミ!はいアウトレイジの話しましょう!

さてここであらすじです。
あらすじ[編集]
関東最大の暴力団・山王会は5年前の内部抗争を経て二代目会長の座に着いた加藤の掲げる新方針(実力主義)の下、政界にまで影響を及ぼすほどの規模に拡大しつつあった。 元は潰された山王会大友組の金庫番でしかなかった石原は、二代目会長に経済ヤクザとして重用され、若頭の地位にまで昇りつめる。当然、現代的な金儲けに不得手な古参の幹部組長たちは冷遇され、現体制に不満を抱く。
そんな中、現役大臣の愛人と、潜入捜査をしていた組織犯罪対策部の山本刑事が車ごと海に沈められ、一緒に殺害される事件が発生。現内閣の行く末までも左右しかねない山王会の過剰な影響力に、業を煮やした警察上部組織はついに動き始める。組織犯罪対策部の刑事・片岡は、山王会の古参の幹部の一人の富田が関西最大の暴力団・花菱会の若頭・西野と兄弟分であることに目を付け、富田と共に花菱会の布施会長に助けを求める。
ところが、片岡と富田の加藤失脚作戦が布施の密告で加藤に伝わってしまい、弟分の白山と五味にも裏切られた富田は山王会幹部の舟木に殺されてしまう。花菱会と山王会は兄弟の杯を交わしていたのだ。立場が危うくなった片岡は次の山王会壊滅作戦の駒として、山王会に恨みを持つ人物として、自身の流した嘘の噂により死亡したことになっていた元大友組組長・大友を仮釈放させる。その後、すでに出所している元村瀬組若頭の木村にも会い、大友に会ってくれないかと頼む。
出所後、一時は韓国マフィアの大物フィクサー張のもとに身を寄せ、ヤクザの世界から距離を置いた大友であったが、再会した木村の復讐心も感じ取った上、もちまえのヤクザとしての任侠・武闘派魂が捨てきれない大友は、結局のところ片岡の策略である、山王会撲滅を図るための花菱会とのヤクザ同士の”仁義なき戦い”の渦中に、否応なしに巻き込まれてゆく。(ウィキペディア参照)

前もって言っときますけど、前作見てないんですよね僕。
だけど何で見たかと聞かれたら最近仕事が忙しいのと面倒でストレス溜まってむしゃくしゃして借りたというのが原因ですかね。
さて、一応僕は邦画はあまり好きじゃないんです。
何故かというと「声が小さい(洋画は吹き替えが多いから)」「演技がなにか安っぽく見える」「展開がいつも同じ(必要のない恋愛シーンにお涙頂戴の三文ドラマ展開が多い)」ので普段はあまり借りてないんですよね。
でもせっかくだから邦画で世界の北野武作品なら大丈夫だろと思ってみたら。キャッチコピーにあるとおり
物語全員悪人
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出てくるキャラは誰ひとり善人はいません。
そもそも善って何だ?ってくらい人がバンバン死にます。それがいいか悪いかは
置いといて出てくる単語も「コノヤロー」と「ばかやろう!」で成り立つくらいぽキャブラリーが少ないです。
まるでロサンゼルスのバックストリートでの黒人の「ヘイメーン」「ファッキュー」で成り立つレベルの語彙の少なさ。逆に物事を難しく考える必要がないんじゃないかと思う一種の爽快さがありました。
変にごちゃごちゃと物事考えるよりも舐められたら「バカヤロー!」か「舐めてるのかお前!」とプログラムでもされてるかくらいバンバン言います。
僕も上司に「日報と週報と月報ちゃんと出せよ」と言われたら「バカヤロー!同じこと何回も出す必要ねえだろ!」とアウトレイジっぽく言ってみたいなあと思いました

それで前作主人公大友の部下だった石原(加瀬亮)が今作では偉そうにしてて見ててなにかムカつくなあと思って見てたら結局大友の策略にはまりひとり捕まる羽目に。
そこで前作の親分だった大友(ビート武)が言った言葉は「野球しようか」だった。
何だ優しいじゃん。と思ったらバッティングセンターでボールが当たる場所に椅子で縛り、石原が死ぬまでボールを投げ続けるというバイオレンスなシーンになりました。
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思わず嫌いなやつにも野球やろうか(ゲス顔)と言いたくなるくらい良いシーンですが加瀬亮の演技下手くそすぎないかと思うから、実際にこのシーンをスタントなしでやってほしいなと思ったり。
暴力描写が多いと聞いたのでワクワク(o>ωビートたけし優しくなってね?ってことでした。
まだ全然北野武作品を見てないので何とも評価をつけにくいですが、全体的に暴力描写も少なく妙に生ぬるい。暴力でテンポはよく話は進んでいくがあまりカタルシスを得れなかった。
最初ヤクザに媚を売って生きていた刑事がいて、そいつは大友(ビートたけし)の後輩だったんですが、そいつの媚びっぷりに見てる側は若干イラっとするわけです。
でもそいつは自分の出世を考えていてヤクザの組織を潰すために幇間の約回しをする。
それが見てて歯がゆいんですけど最後はそいつを殺しちゃう訳です。
ですがこの刑事は主人公の大友が出れるようにいろいろとサポートをしてて大友とも仲がいいのかなと思って最後の葬式に乗り込むシーンに気を使って(抗争が起きて欲しいため)銃を渡すんですが、私たと思ったらパンパンと打たれて死亡する。
この唐突さというかいきなり殺すとこに一種のユーモアがあったと言ってるサイトもありましたが、見てる側としては納得がいかない。いやこの刑事のせいで組織がめちゃくちゃになったから殺したくなる気持ちもわかりますがこれを殺すことで物語の整合性が取れすぎちゃうんですよね。
アウトローばかり集まってるはずなのに何故か理が通るストーリー展開。何で殺されるのかは分からないですけど話が通じてしまうというアウトローの怖さがあまり表現できてなかった。
こいつこれ言って何でこんなに切れるんだ?というナチュラル系キチガイというのがアウトレイジには不足していたと思います。
どうせ物語全員悪役ならもっとはっちゃけてバンバン人殺したりして欲しいなあとアウトレイジを見た僕の感想でした。人を殺すのに理由があると陳腐なことで殺しただけなんだと思うとどこか興ざめがします。
北野武はそこにテーマを置こうとしたのかもしれないですけど見てる側の想像力の範囲内でしか物語は進んでいないからそこにはカタルシスが生まれにくい。
ほかの作品も見てないから分からないですけど、正直期待はずれでした。
ただ、これを見たあと妙に攻撃的な気持ちになったのでとりあえず上司にはラインで「うるせえんだよこのやろー!」と送っときます。
posted by ひろ氏 at 02:25| Comment(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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