2016年11月28日

映画「セッション」感想

最近転職活動をしている。その時ある面接官にこう言われた。
「いや〜ひろ氏さんCRYですね」
CRY……?一瞬どう言う意味かわからなかった。
cryとは英語で言うと泣く。もしくは叫ぶという意味がある。ここで私に叫んでみろと
言いたかったのかと思いかけたら、ようやく分かった。暗いだった。
かつて就職活動をしていた時も同じようなことを言われて落とされまくったことがあった。
その時のことを思い出して面接官がいる部屋で一人野獣のような咆哮をすることなくショボショボと
帰路に着くことになった。もちろんその面接はそこで終了だった。
就職をして3年立つから流石にもう暗いとか言われないだろうと思っていたら何も変わっていないことに気づいてしまった。
かつて学生だった頃はどうしていただろうか。ふと昔を思い出すと僕の足はTSUTAYAに向かっていた。

煮ても焼いても食えないアクの強さ
セッション コレクターズ・エディション[2枚組] [DVD] -
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特に何を借りようと思っていたわけでもなかったので、適当にランキング上位のものを探していたら見つかったのがこちら「セッション」
ちょっと前にアカデミー賞を3部門取れたと言われる逸作だ。
あらすじ
アンドリュー・ニーマンは19歳のジャズ・ドラマーである。若くして才能に恵まれるニーマンは、バディ・リッチのような「偉大な」ドラマーになることに憧れ、アメリカで最高の音楽学校、シェイファー音楽学校へと進学していた。壮大ながらも獏とした夢を抱えながら、日々孤独に練習に打ち込むニーマン。ティーン・エイジャーらしく恋愛にも憧れ、父と「男の争い」(Rifif)を観に行った映画館で働いている大学生のニコルに恋愛感情を抱きながらも声をかけられずにいた。そんなある日、シェイファー音楽学校の中でも最高の指揮者として名高いテレンス・フレッチャーが彼の学ぶ初等教室へやってくる。ニーマンの卓越した演奏はフレッチャーの目を引き、彼はシェイファーの最高峰であるフレッチャーのスタジオ・バンドに招かれる事になった。同時に映画館で働いてるニコルとも交際を初め、有頂天になるニーマン。しかし練習初日、スタジオに現れたニーマンは、フレッチャーの登場とともに異様な緊張感に包まれるメンバーたちの様子に違和感を覚える。開始早々、怒声を浴びせられ、泣きながら退場させられるバンドメンバーを目にして度肝を抜かれるニーマン。そんなニーマンをなだめるように、フレッチャーは温かく迎え入れるような態度をとったが、それはフェイクだった。(wikipedhia参照)

昔腐女子の知り合いがいた。腐女子というのは知っての通り何でも男と男の関係ならホモにするという恐怖の集団だ。その子がある日映画を見たと言うので何を見たのかと聞いたところ上記のセッションだった。「どうだった?」と聞いたところこの2人(アンドリューとフレッチャーの師弟)だと絡ませることができないとのこと。何故かと聞くとこの師匠役の人がいるのだがこのオヤジがまたアクが強くて煮ても焼いても食えないとのこと。
その時はよく分からなかったが、改めて見たところ彼女の言っている意味が分かった。
確かにこれは一筋縄じゃ行かないおっさんだ。
昔フルメタルジャケットという映画を見たがその時出てきたハートマン軍曹を彷彿とさせる鬼指導と口の悪さ。
そしてこのおっさんのタチの悪いところはひたすら怒鳴ったり切れたり座っている椅子を投げたりしたと思うとしばらくして違うところで「これは俺なりの指導なんだ分かってくれ」と言わんばかりの飴を与えるところだ。
典型的なDV男の思考である。
さてこれに対する主人公のアンドリューもまた変人だ。ジャズという世界に魅入られ自分はほかのやつとは違う。才能があると思い込みたまに日常生活においても自分は特別であるという言動を振舞うところからリアルでは友達がいない。しかも彼女が出来ても音楽の邪魔になるからと振ってしまうくらいジャズに魅入られている。
この手の才能ものでは主人公にとってライバルと呼ぶべき存在が出てくるが、このセッションの中でライバルとも言えるのは師匠のフレッチャーだ。フレッチャーは主人公に罵倒に罵倒を重ね半分ノイローゼにまで追い込む。
だが、主人公のアンドリューはそれに打ち勝つというか執念じみた根性で無理やりにでもコンサートで主奏をする地位をゲットする。ちなみにアンドリューのポジションはドラム。ひたすら叩きすぎて血が流れる描写がたびたび出てきていた。
そんなある日、コンサートに出場することになったが、遅刻をしてしまう。このアンドリューはジャズに対する情熱はすごいが結構うっかり屋さんで楽譜を無くしたりするところもあるお茶目さんだ。
この時もバスが遅刻したためレンタカーを借りたところ、急ぎすぎて盛大に事故を起こす。半分血まみれでコンサートに来たわいいけど遅刻+ドラムニストの魂と呼ぶべきスティックをうっかり車に忘れる始末。
これにはさすがのDV男のフレッチャーも熱意を認めるどころか呆れる始末。ここに無理を言ってコンサートに出たわいいけどミスをしまくりでスティックも落とすなどをしたためフレッチャーはアンドリューをその場でクビに。

クビになるどころか学校まで退学になってしまい、家でぼんやりとしていたら父親が息子に対し弁護士のようなものを呼びほかにも被害者がたくさんいるからフレッチャーをクビにしましょうと言うことに。
最初はそれはできないと言っていた主人公だけどやっぱりムカついたからチクって無事にフレッチャーをクビにすることにした。
僕ならこれで今日は美味いメシ食えるわと思うんだが、アンドリュー自体ジャズに情熱を注ぎすぎたため学校を辞めてもフラフラと街中を放浪する始末。
そこで見つけたあるジャズのイベントにあのフレッチャーが特別ゲストで出演していた。
入ったアンドリューが見たものはかつて鬼のように厳しかったフレッチャーではなく楽しそうにピアノを演奏しているフレッチャーだった。そこでなんだかんだでフレッチャーと飲んでいたアンドリューは週末のジャズのイベントにドラムがいないから良かったら来てくれないかと勧誘してきた。
まさかの展開とフレッチャーと話して昔の彼とは違うと思ったからから承諾し、再びフレッチャーとイベントに出ることに。
こんな形とは言え久しぶりのジャズのイベントにアンドリューはウキウキして元カノに電話するも、新しい彼氏の存在を知ってしまいがっくり落ち込んだりとかハプニングがあったがいよいよコンテスト当日に。
いよいよ観客の前で久しぶりのドラムを叩くかと気合を入れていたアンドリューの前にやってきたフレッチャーの言葉はまさに衝撃だった。
「俺をやめさせたのはお前がチクったからだろ」
まさかのチクったのがアンドリューというのがバレていてやべえと思ったらどうやらフレッチャーはアンドリューに全く違う楽譜を渡していたという陰湿ぶり。
ここが他のよくある師弟関係を描いたものと違うところだ。何て陰湿。
これが大人のいじめかと思うとアンドリューは観客の前で大恥をかいてしまう。もしここで終わっていたら本当に胸糞な映画だったがここからが違った。
実はセッションは一番いいのはラストの9分と言われるのだ。ネタバレになるが動画を貼ることにする。

字幕がないので見えないかもしれないが一度は諦め家に帰ろうとしてからやはり、自分の才能を証明したかったアンドリューはプログラムにない曲を勝手に引き始める。最初は周りもなんだこいつという顔だったが、次第にアンドリューの熱意に当てられ次々と演奏をはじめる。これには指揮官のフレッチャーも面目丸つぶれだから怒るはずというか激怒をしていたが、聞いていくうちにかつてアンドリューを指導していた頃よりもうまくなっていることに気づきフレッチャーが指揮をとり始めた。
ここがこの映画の一番の見所だろう。性格の悪いフレッチャーというおっさんが自分の感情を抑えジャズという音楽に対してむしろ楽しみを見出してしまう。一瞬前まで喧嘩をしていた(しかも陰湿な)2人がジャズを通して正しい関係ではないけど一緒に協力をし合う。
これは歪んだ関係なのかもしれない。だけど甘っちょろい友情ものや努力のお話ではない才能があって変人な2人のエゴのぶつかり合い。これがセッションの醍醐味なのかもしれない。その日暗いとか言われた僕はそのことを少しだけ忘れることができた。それと同時にこれくらい何か一つのものに打ち込めればいいものだと考え直してしまった。今のやりたくない仕事を延々とするより何か一つ打ち込めるものを形にできないだろうかと

関係ないけどブログのタイトルとか
書いてなかったけど8月が僕の誕生日だ。なので今年でもう30歳になる。30といえばひとつの節目だ。
というわけで何か今まで自分のやりたかったことを形に出来たらいいなと思いブログのタイトルを変える。
もうあまり人は来ていないかもしれないが、自分が変わっていけたらなと思いブログを更新していきたい。
久しぶりにブログ書きすぎて口調を忘れた。
posted by ひろ氏 at 00:24| Comment(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月17日

アウトレイジビヨンド映画感想

「相談があるんだけど」
「何々俺でよかったら話聞くよ?」
「彼氏がヤクザなんだけど会うときいつも深夜なの」
「何で?」
会うと0時だから」
アウトレイジ ビヨンド [DVD] -
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はい。今のギャグ滑ったから見たらダメですよ〜先生との約束だ。

さて久しぶりに更新したのでせっかくだから映画の感想でもしようかなと思って
更新してみました。
更新してない間、愛のむきだし、アメリカンサイコ、タクシードライバー、バタフライエフェクト、ダークナイトるろうに剣心とか結構な数の映画を見たんですけど、るろ剣じゃなくてその中でアウトレイジビヨンド編を選びました。え?るろ剣はどうしたって?ゴミでしたよゴミ!はいアウトレイジの話しましょう!

さてここであらすじです。
あらすじ[編集]
関東最大の暴力団・山王会は5年前の内部抗争を経て二代目会長の座に着いた加藤の掲げる新方針(実力主義)の下、政界にまで影響を及ぼすほどの規模に拡大しつつあった。 元は潰された山王会大友組の金庫番でしかなかった石原は、二代目会長に経済ヤクザとして重用され、若頭の地位にまで昇りつめる。当然、現代的な金儲けに不得手な古参の幹部組長たちは冷遇され、現体制に不満を抱く。
そんな中、現役大臣の愛人と、潜入捜査をしていた組織犯罪対策部の山本刑事が車ごと海に沈められ、一緒に殺害される事件が発生。現内閣の行く末までも左右しかねない山王会の過剰な影響力に、業を煮やした警察上部組織はついに動き始める。組織犯罪対策部の刑事・片岡は、山王会の古参の幹部の一人の富田が関西最大の暴力団・花菱会の若頭・西野と兄弟分であることに目を付け、富田と共に花菱会の布施会長に助けを求める。
ところが、片岡と富田の加藤失脚作戦が布施の密告で加藤に伝わってしまい、弟分の白山と五味にも裏切られた富田は山王会幹部の舟木に殺されてしまう。花菱会と山王会は兄弟の杯を交わしていたのだ。立場が危うくなった片岡は次の山王会壊滅作戦の駒として、山王会に恨みを持つ人物として、自身の流した嘘の噂により死亡したことになっていた元大友組組長・大友を仮釈放させる。その後、すでに出所している元村瀬組若頭の木村にも会い、大友に会ってくれないかと頼む。
出所後、一時は韓国マフィアの大物フィクサー張のもとに身を寄せ、ヤクザの世界から距離を置いた大友であったが、再会した木村の復讐心も感じ取った上、もちまえのヤクザとしての任侠・武闘派魂が捨てきれない大友は、結局のところ片岡の策略である、山王会撲滅を図るための花菱会とのヤクザ同士の”仁義なき戦い”の渦中に、否応なしに巻き込まれてゆく。(ウィキペディア参照)

前もって言っときますけど、前作見てないんですよね僕。
だけど何で見たかと聞かれたら最近仕事が忙しいのと面倒でストレス溜まってむしゃくしゃして借りたというのが原因ですかね。
さて、一応僕は邦画はあまり好きじゃないんです。
何故かというと「声が小さい(洋画は吹き替えが多いから)」「演技がなにか安っぽく見える」「展開がいつも同じ(必要のない恋愛シーンにお涙頂戴の三文ドラマ展開が多い)」ので普段はあまり借りてないんですよね。
でもせっかくだから邦画で世界の北野武作品なら大丈夫だろと思ってみたら。キャッチコピーにあるとおり
物語全員悪人
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出てくるキャラは誰ひとり善人はいません。
そもそも善って何だ?ってくらい人がバンバン死にます。それがいいか悪いかは
置いといて出てくる単語も「コノヤロー」と「ばかやろう!」で成り立つくらいぽキャブラリーが少ないです。
まるでロサンゼルスのバックストリートでの黒人の「ヘイメーン」「ファッキュー」で成り立つレベルの語彙の少なさ。逆に物事を難しく考える必要がないんじゃないかと思う一種の爽快さがありました。
変にごちゃごちゃと物事考えるよりも舐められたら「バカヤロー!」か「舐めてるのかお前!」とプログラムでもされてるかくらいバンバン言います。
僕も上司に「日報と週報と月報ちゃんと出せよ」と言われたら「バカヤロー!同じこと何回も出す必要ねえだろ!」とアウトレイジっぽく言ってみたいなあと思いました

それで前作主人公大友の部下だった石原(加瀬亮)が今作では偉そうにしてて見ててなにかムカつくなあと思って見てたら結局大友の策略にはまりひとり捕まる羽目に。
そこで前作の親分だった大友(ビート武)が言った言葉は「野球しようか」だった。
何だ優しいじゃん。と思ったらバッティングセンターでボールが当たる場所に椅子で縛り、石原が死ぬまでボールを投げ続けるというバイオレンスなシーンになりました。
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思わず嫌いなやつにも野球やろうか(ゲス顔)と言いたくなるくらい良いシーンですが加瀬亮の演技下手くそすぎないかと思うから、実際にこのシーンをスタントなしでやってほしいなと思ったり。
暴力描写が多いと聞いたのでワクワク(o>ωビートたけし優しくなってね?ってことでした。
まだ全然北野武作品を見てないので何とも評価をつけにくいですが、全体的に暴力描写も少なく妙に生ぬるい。暴力でテンポはよく話は進んでいくがあまりカタルシスを得れなかった。
最初ヤクザに媚を売って生きていた刑事がいて、そいつは大友(ビートたけし)の後輩だったんですが、そいつの媚びっぷりに見てる側は若干イラっとするわけです。
でもそいつは自分の出世を考えていてヤクザの組織を潰すために幇間の約回しをする。
それが見てて歯がゆいんですけど最後はそいつを殺しちゃう訳です。
ですがこの刑事は主人公の大友が出れるようにいろいろとサポートをしてて大友とも仲がいいのかなと思って最後の葬式に乗り込むシーンに気を使って(抗争が起きて欲しいため)銃を渡すんですが、私たと思ったらパンパンと打たれて死亡する。
この唐突さというかいきなり殺すとこに一種のユーモアがあったと言ってるサイトもありましたが、見てる側としては納得がいかない。いやこの刑事のせいで組織がめちゃくちゃになったから殺したくなる気持ちもわかりますがこれを殺すことで物語の整合性が取れすぎちゃうんですよね。
アウトローばかり集まってるはずなのに何故か理が通るストーリー展開。何で殺されるのかは分からないですけど話が通じてしまうというアウトローの怖さがあまり表現できてなかった。
こいつこれ言って何でこんなに切れるんだ?というナチュラル系キチガイというのがアウトレイジには不足していたと思います。
どうせ物語全員悪役ならもっとはっちゃけてバンバン人殺したりして欲しいなあとアウトレイジを見た僕の感想でした。人を殺すのに理由があると陳腐なことで殺しただけなんだと思うとどこか興ざめがします。
北野武はそこにテーマを置こうとしたのかもしれないですけど見てる側の想像力の範囲内でしか物語は進んでいないからそこにはカタルシスが生まれにくい。
ほかの作品も見てないから分からないですけど、正直期待はずれでした。
ただ、これを見たあと妙に攻撃的な気持ちになったのでとりあえず上司にはラインで「うるせえんだよこのやろー!」と送っときます。
posted by ひろ氏 at 02:25| Comment(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月16日

イエスマン映画感想

 ぬるま湯に浸っていた大学院生活と思いきや卒業間際にいきなり警察に家宅捜索されてパソコンを
持っていかれるわ。入った会社の給料が5月の末まで支払われなかったわ。教育係の機嫌を損ねたからか
2月も放置プレイを喰らうわITで全然わからないのに誰も指導してくれないわで新卒生活なかなか苦労してます。
こんな時は何か面白い映画でも見るしかない……社会の荒波に揉まれて辛い……どうせならおっぱい揉みたいそんな僕が見て面白くて笑えるような……そんな映画はないのかと探したらありました。
イエスマンです。
イエスマン “YES”は人生のパスワード 特別版 [DVD] -
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あらすじ: 仕事でもプライベートでも「ノー」を連発し、親友の婚約パーティーまですっぽかしてしまう後ろ向き男カール(ジム・キャリー)。生き方を変えようと決心した彼は、いつどんなときも「イエス」と言うルールを自分に課す。その結果、偶然知り合ったアリソン(ゾーイ・デシャネル)から好意を持たれるなど、運気を上げていくカールだったが……。yahoo映画参照

人生にノーを言うと死んだも同然だ。
昔の知り合いに強引に誘われていったセミナーでそこの教祖に言われた言葉で、主人公のカールは
確かに今までの自分はノーばかり言うゴミクズでつまらん人生を送っていたなと思い。
何についてもYESを言うようになったら何故か人生好転して、可愛い女の子と付き合うことになって
出世はするはもううはうはというサクセスストーリーとなってこれ自体一首の洗脳映画なのじゃないか
と思ってしまいました。
ただ、もちろん何事もYESと言っちゃうにはそれを引き受けないといけない面倒さもあって、作中のカールも
よく分からないイラン人と結婚しようととしたら偽装結婚扱いされてテロリスト扱いされたり、
隣の家に住んでるもう本当おばあちゃんといって良いのに色ボケしたババアにフェラチオされたり、
作中で知り合ったアリソンからはただYESって言っただけで私の気持ちなんて本当はどうでもいいんでしょと
振られそうになるなどハプニングも起きます。

 一応これらが最後はうまいこと誤解が溶けてハッピーエンドっぽくなるけど、これを見て人生においてこれまではっきりとYESを言えたのかと自分の人生を振り返るとはっきりとYESと言えなかったというか、むしろ曖昧な答えを出そうとして両方失敗ばかりしてきたような気がします。
ですが、作中のカールがなぜYESを言えるようになったかというと、これまでの自分を変えたいという思い。そして信仰というものがあったからではないかと考えます。
 今の自分に不満がある人ってのはやはり自分に自信が持てないわけです。自信がモテないから何をしても失敗しそうとか気になる子がいても彼氏いてすっこんバッコンしてるんだろうなと思って声をかけずに、グーグルマップでその子の住んでる家を見て満足するだけという経験結構あると思います。

人はろくでもない自分というのを変えたいとは思っているんですけど、目の前にあるリスクのことを考えるとそう簡単にYESとは言えない。でも作中のカールはそれを宗教のおかげでいいことがあった。だから自分は大丈夫と思いYESの連続です。もうデリヘルを頼んでどんなブスが来てもYESと言っちゃいそうなポジティブ思考。
これを見ると特別カールの環境が変わったわけではなく、ただ彼自身が訪れてくる状況をポジティブに捉えようとした結果が大きいんじゃないかなと。そして現実も意外とそんなとこがありそうな気がします。
もちろんこれは映画、映画ですのでYESYES言ってても彼女は出来ないですし、仕事がバリバリ出来て出世するとかもないでしょうけど、これから訪れる日常をつまらないなあと思う人は一度何にでもYESと言ってみたらいいかもですね。
それでは社畜となったので今日は寝ます。最近眠剤を飲みながら寝てるので次の日何書いてんだこいつとなる文章になってるかもしれませんが、これも一首のYES精神ということで。
明日もいい朝を迎えましょう
posted by ひろ氏 at 23:48| Comment(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月25日

キックアス感想

みなさんこんばんは(書いてたのが明け方だったので)
最近あまり更新していなくて僕のブログのファンの皆様に心配されてるかもしれませんが、冷静と情熱の狭間をさまよっています。つまり普通の状態です。
成績が開示されるまで実質春休みなので最後になるだろう春休みをひたすら寝て過ごしてます。

さて久しぶりの映画更新です。しかも話題のキックアス。
キック・アス<スペシャル・プライス版> DVD / アーロン・ジョンソン, クロエ・グレース・モレッツ, クリストファー・ミンツ=プラッセ, ニコラス・ケイジ (出演); マシュー・ヴォーン (監督)

以前DVDを借りてみたんですが、レビューを忘れてたのと2が放映されてるからか、地上波でも放送されたみたいなのでちょうどいいかなと。

内容ですが
デイヴ・リゼウスキ(アーロン・ジョンソン)は、アメリカン・コミックのスーパーヒーローに憧れるギーク少年。誰もヒーローになろうとしない事に疑問をもった彼は、自分で本物のヒーローになろうと思い立ち、ネットで買ったスーツを着てヒーロー活動を開始する。しかし、何のスーパーパワーも持っておらず、訓練もしていない彼はあっさり暴漢に刺された上、車にはねられ病院送りとなる。そのときにスーツを隠す目的で裸になったためにゲイ疑惑が浮上してしまい、それをきっかけに学校一の美少女のケイティ(リンジー・フォンセカ)と接近する。
その後もヒーロー活動を続ける彼は、あるとき3人組に襲われていた男を救い、その模様を撮影していた見物人から名前を尋ねられた際に、自らを"キック・アス”と名乗った。動画はやがてYouTubeにアップされて話題を呼び、さらにデイヴはキック・アス名義のMySpaceアカウントを取得する。
ある日、ケイティが麻薬の売人によって悩まされていることを知り、デイヴはキック・アスに連絡するよう助言する。さっそく連絡を受けた彼はその売人がいるアパートに乗り込んだが、多勢には敵わずピンチに陥る。そこへ自身と同じようにヒーローコスチュームを着た少女ヒット・ガール(クロエ・グレース・モレッツ)が現れ、瞬く間に売人たちを殺してゆき、さらには彼女の父のビッグ・ダディ(ニコラス・ケイジ)も登場する。
ダディは、自分を陥れ、妻を自殺に追い込んだフランク・ダミーコ率いる犯罪組織を壊滅させるため、娘のミンディに戦闘技術を叩きこみ、親子でヒーローとして活動しながらダミーコの配下の売人たちを次々に殺していたのだ。
そして後日、売人たちを全滅させたのはキック・アスであると勘違いしたダミーコは、部下に彼を殺すよう命じる。
(wikipedhia参照)



見る前は幼女とおっさんが暴れる感じの内容かなと思ってましたが、見たあとは下ネタを言いまくる幼女と
ヒーローに憧れるやれやれ系キモオタとアメコミ被れのおっさんが暴れる映画
だなと思いました。

ヒーローに憧れる少年というのは多いと思いますけど、だいたいの場合憧れてなぜか不思議な力に目覚めヒーローとして戦うのが多いことを考えればキックアスはヒーローに憧れるけど実際はキモオタだし
ヒーローの格好して戦おうとするも武器のヌンチャクがあまり効かず返り討ちに合うわボコボコにされるわで
病院送りにされちゃう、現実はそんな甘くないよという妙にリアリティがあります。
しかも、ヒーローに憧れて行動してたら学校の女の子と仲良くなったと思ったら実はゲイだと思われていて
それで彼女のおメガネにかなったというある意味悲劇のヒーローっぷり。
ヒーローのコスプレしてDQNに絡んだら病院送りにされるわ、周りからゲイ扱いされるわで僕ならもう
何もかも信じることができなくなりそうですがここで意外な転機が。

主人公が日課の夜に深夜徘徊パトロールしていたら、集団に殴られてる人を見つけ助けようとします。主人公はキモオタで非力で武器を使ってる危ないやつですが頑張っているとこを周りがスマホで
撮影し、それをネットに公開したら爆発的な人気に。
こういう実際にありえそうな話と現代をうまく描いたリアル路線。似たような映画として
SUPERとかもあってどっちかというと僕はこっちのほうが好きですが。

さてキモオタでヒーローコスをしていたらなぜか目立って本物のヒーローとギャングに目をつけられ
ひと波乱という内容でしたが、ロリ成分とドンパチアクションと主人公の語りがうまい感じでミックスされていました。
日本のライトノベルとかでもやれやれ系主人公と言って特に能力がないけど、なぜかいろんな事件に巻き込まれてやれやれと言いながら女の子にモテるとある意味オタクたちの夢みたいなのが流行ってましたけど、
映画でもこういった傾向があるんだなというのが分かりやはり万国共通なのかしらと思ったり。

でもキックアスは実際にヒーローになるとしたらこうなるだろうといったことが結構リアルな感じで書かれていて日本みたいにヒーローは全くの善であり、かっこよくて悪役を懲らしめるといったのとは違ったニュアンスで書かれてます。
ウォッチメンも見ましたがアメリカ人にとってヒーローというのは善でありながら悩みを抱えているという国民性を表しているのかなと思ってしまいました。
なんかオチがなくてすいませんが、感想としてはこんな感じです。ではでは( ̄^ ̄)ゞ
posted by ひろ氏 at 14:41| Comment(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月23日

ゼログラヴィティ感想

さて久しぶりの映画感想です。
観た映画は最近上映中の「ゼログラヴィティ」
「永遠の0」か「ゼログラヴィティ」か同じ0つながりでどっちにしようか迷ったんですが
ここはゼログラヴィティで。僕自身は宇宙ものそんな好きじゃないんですけど、まあ論文の気休めに
なるかなと思って見に行きました(たしか1月3日のちょうど修羅場の時)

さて見に行った映画館でゼログラヴィティは3Dメガネを買わされるということが分かりテンションが
一気に急降下。何故なら3Dメガネ嫌いなんですよね僕。何故かというと普段メガネをかけてるんですがさらにそれに3Dメガネをかけないといけない。
あと見ててそれほど立体ではないのに3Dとアピールされても見づらい上に見てて疲れる。
それでこれがまあ一番大きい理由なんですけど、もうすでに僕の家には3Dメガネが3個もあるんですよね。分かってたら家から持ってきたのにと思ったんですが渋々購入。

さて3Dメガネの愚痴から始まりましたけど肝心のゼログラヴィティの話です。
あらすじはあらすじ: 地表から600キロメートルも離れた宇宙で、ミッションを遂行していたメディカルエンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)とベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)。すると、スペースシャトルが大破するという想定外の事故が発生し、二人は一本のロープでつながれたまま漆黒の無重力空間へと放り出される。地球に戻る交通手段であったスペースシャトルを失い、残された酸素も2時間分しかない絶望的な状況で、彼らは懸命に生還する方法を探っていく。(リンク先yahoo映画より

内容ですが僕の想像ではゼログラヴィティとあるから、まあ無重力でなんかトラブルとかあってでもみんなの協力で何とかなって最後はUSA!みたいな感じで終わるのかなと思ったらしょっぱなからトラブルが発生して仲間のクルーが死亡。
しかも顔がクパアとなってて結構グロい。ドラゴンボールで言うといきなりクリリンが死んじゃったくらいの
インパクトがありましたね。
ep94kmxb53yd6hg5zzpz-5b443074.jpgくぱあ参考画像

割とほのぼのというか仲間の協力で困難乗り切ったぜみたいな映画を期待してたのでしょっぱなの
クパア事件でおっかなびっくりに。
またサンドラブロック演ずるライアン博士がインテリだけど、宇宙では経験少ないのがあいまってトラブル
続出。スペースシャトルみたいなのに紐でくっついてたんですがライアン博士が宇宙から来たゴミにぶつかって
遥か遠くに吹っ飛ばされる。
光のある地球やスペースシャトルからどんどん離れていく恐怖。そして呼吸がだんだん出来なくなっていくという従来の宇宙に対するイメージをひっくり返した映画だなと思いました。
まあよく考えたら宇宙は酸素も光もないわけだから怖いわけですよね。
Gravity-Sandra-Bullock-004.jpg吹っ飛ばされた時の画像

そしてそこを助けに来たのがベテラン飛行士のジョージクルーニー演じるマット飛行士。
最長遊泳記録を持っているというなんか良くわからないけど頼りになりそうな男です。
そしてマット飛行士に助けられたライアン博士と恋に落ちることなくマットも死にます。
途中でライアン博士を何とかスペースシャトルの中に入れることが出来たんですが、そのスペースシャトルも
故障してて動かないことが判明。ライアン博士も死のうと思った時に死んだと思ったマットが乗り込んで
このままで良いのかいと説教するのですがそれも実は死にかけのライアン博士の見せた幻覚だったと。
個人的には生き残って2人で何とか地球に戻って欲しかったですが、一人で何とか悪戦苦闘するという姿も
見ててハラハラしたので結果としては良かったと思います。
ろくに経験もなく頼れる仲間もみんな死んでしまった状況信じれるものは自分だけというジャンプで言うと
努力友情勝利の中で友情がまったく消えてしまった中ですがライアン博士は頑張ります。
途中で中国の神舟が何とか使えるということになってそこまでまた宇宙遊泳して、向かう様子と
神の舟という中国のスペースシャトルの名前が対比して良かったですね。

そして話が変わりますが見てて良かったと思った部分はライアン博士の太もも。
いきなり何言ってるんだこいつと思われるかもしれませんが、あの太ももは良かったです。
ぜひ実際に見てきたら僕の言いたいことがわかると思います。
ライアン博士という男みたいな名前をつけられて、子供がいたという設定でしょうか。
男に頼って何とかしてもらうという女性ではなく、無駄な脂肪を削ぎ落とした戦う女性というか自立した
女性像をあの太ももが表してたのだと思います。
8bdf3826.jpg
この画像だけじゃはさまれたい太ももの良さが分からないですが映画通して半分位ライアン博士の
太ももが悪戦苦闘してるので太ももが好きという方は行ってみても良いかもしれません。
これまでの宇宙映画と言えばエイリアンが出たりなんか宇宙の無重力のひたすら退屈な場面を流したりと退屈で有名な2001年宇宙の旅とは大違いでした。

文句たらたらだった3Dの部分もこれまでみたいに対して飛び出てないのに無理やり飛び出したような
演出をしてまたかと思ってたんですが、宇宙の奥行の深さなどを3Dで表しててまあ3Dメガネ買わされたことも
ライアンの太ももを含めて許してやるかと思えた映画でした。
posted by ひろ氏 at 18:24| Comment(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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